第22回・2020年

22AM005|第22回 言語聴覚士国家試験 過去問

誤っている組み合わせはどれか。

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正解5

正答

(5)

この問題のポイント

神経・筋疾患の病理・検査所見を対応させます。Duchenne型筋ジストロフィーはジストロフィン欠損であり、増加するという記述が逆です。

解説

Parkinson病では黒質ドパミン神経が変性し、αシヌクレインを主成分とするLewy小体が出現します。Alzheimer病ではアミロイドβを含む老人斑と、リン酸化tauを含む神経原線維変化が増加します。重症筋無力症では神経筋接合部後膜のアセチルコリン受容体などに対する自己抗体により易疲労性が生じます。Guillain-Barré症候群では髄液蛋白が増えても細胞数増加が乏しい蛋白細胞解離が典型です。Duchenne型はX連鎖性のDMD遺伝子異常で、筋細胞膜を安定化するジストロフィンが欠損または著減します。そのため幼児期から近位筋力低下、Gowers徴候、仮性肥大が進行します。

選択肢の確認

1.「パーキンソン病―レビー小体増加」は代表的病理所見として正しいです。
2.「アルツハイマー病―老人斑増加」はアミロイド病理の正しい対応です。
3.「重症筋無力症―抗ACh受容体抗体」は主要な自己抗体として正しいです。
4.「ギラン・バレー症候群―蛋白細胞解離」は典型的髄液所見です。
5.「デュシェンヌ型―ジストロフィン増加」は逆で、欠損・著減するため誤りです。

覚えるポイント

Duchenne型はジストロフィン欠損、重症筋無力症は神経筋接合部抗体、GBSは蛋白細胞解離です。病変部位を筋・接合部・末梢神経に分けます。

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