22PM013第22回 言語聴覚士国家試験 過去問

臨床神経学

誤っている組み合わせはどれか。

解答・解説を見る

正解: 4

正答

(4)

この問題のポイント

多発性筋炎は体幹・近位筋の対称性筋力低下が中心で、眼球運動筋は通常保たれます。眼瞼下垂や複視なら重症筋無力症を考えます。

解説

Duchenne型など進行性筋ジストロフィーでは筋線維が脂肪・結合組織へ置換され、下腿が太く見える仮性肥大を示します。重症筋無力症は神経筋接合部障害で、易疲労性の眼瞼下垂・複視が典型です。ミトコンドリア病はエネルギー需要の高い脳、筋、内耳を障害し、感音難聴を伴う型があります。多発性筋炎は自己免疫性炎症性筋疾患で、肩・骨盤帯の近位筋力低下、筋痛、CK上昇などを示しますが、外眼筋は一般に侵されにくいのが特徴です。筋強直性ジストロフィーでは握った手をすぐ開けない把握ミオトニアがみられます。

選択肢の確認

1.「進行性筋ジストロフィー―偽性肥大」は下腿などにみられる正しい組合せです。
2.「重症筋無力症―眼瞼下垂」は日内変動・易疲労性を伴う代表所見です。
3.「ミトコンドリア脳筋症―感音難聴」は内耳障害を伴う型があり正しい対応です。
4.「多発性筋炎―眼球運動障害」は外眼筋が通常保たれるため誤りで、正答です。
5.「筋強直性ジストロフィー―把握ミオトニア」は筋弛緩遅延を示す正しい対応です。

覚えるポイント

眼症状はMG、近位筋炎症は多発性筋炎、仮性肥大はDuchenne、把握ミオトニアは筋強直性ジストロフィーです。

関連問題

22PM01222PM014
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)