第22回・2020年

22AM023|第22回 言語聴覚士国家試験 過去問

解剖学的部位と筋との組み合わせで正しいのはどれか。

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正解3

正答

(3)

この問題のポイント

口峡・口腔底・喉頭・食道入口部を構成する筋を対応させます。口腔底の筋性隔膜を作るのは左右の顎舌骨筋です。

解説

前口蓋弓は口蓋舌弓で内部に口蓋舌筋、後口蓋弓は口蓋咽頭弓で内部に口蓋咽頭筋が走ります。両弓の間に口蓋扁桃があります。顎舌骨筋は下顎骨の顎舌骨筋線から舌骨・正中縫線へ広がり、口腔底を形成して嚥下時に舌骨・口腔底を挙上します。外側輪状披裂筋は輪状軟骨弓から披裂軟骨筋突起へ走る声帯内転筋であり、声帯膜様部そのものを構成する筋ではありません。食道入口部の主要筋は下咽頭収縮筋の輪状咽頭部、すなわち輪状咽頭筋です。甲状咽頭筋はその上方で咽頭を収縮し食塊を下方へ送ります。

選択肢の確認

1.「前口蓋弓―口蓋咽頭筋」は誤りで、前弓には口蓋舌筋が走ります。
2.「後口蓋弓―口蓋舌筋」は逆で、後弓には口蓋咽頭筋が走ります。
3.「口腔底―顎舌骨筋」は口腔底の筋性隔膜を作る正しい組合せです。
4.「声帯膜様部―外側輪状披裂筋」は声帯内転筋の作用部位と声帯構造を混同しています。
5.「食道入口部―甲状咽頭筋」は誤りで、入口部括約筋は輪状咽頭筋が中心です。

覚えるポイント

前口蓋弓は口蓋舌筋、後口蓋弓は口蓋咽頭筋、口腔底は顎舌骨筋、食道入口部は輪状咽頭筋です。

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