22AM092|第22回 言語聴覚士国家試験 過去問
コミュニケーションモードの特徴について適切でない組み合わせはどれか。
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正解: 2
正答
(2)
この問題のポイント
キュードスピーチは口形だけでは区別しにくい音韻を手の形と位置で補う方法です。強勢・イントネーションなど韻律情報を視覚化する体系ではありません。
解説
指文字は手指形や動きで仮名・音節に対応する要素を表し、固有名詞や手話にない語の綴りにも使います。キュードスピーチでは話者の口形と、子音群を表す手形、母音群を表す手の位置などを組み合わせ、同口形異音を視覚的に弁別させます。対象は分節的な音韻情報で、韻律の可視化を主目的とはしません。手話は手形、位置、動き、方向に加え非手指動作・表情を文法・意味に用いる自然言語です。聴覚口話法は補聴・人工内耳による聴覚活用を中心に音声言語を学び、読話も補助とします。指点字は話し手が受け手の左右三指を点字六点に見立て直接打点します。
選択肢の確認
1.「指文字―仮名文字や音韻に対応」は指文字の特徴として適切です。
2.「キュードスピーチ―韻律情報を視覚化」は音韻弁別の補助手段を誤述し、正答です。
3.「手話―手形・動き・位置・表情で意味概念」は手話の多様な言語要素を表しています。
4.「聴覚口話法―音声言語を主媒体、読話併用」は適切です。
5.「指点字―左右の中三指へ直接打つ」は六点式の特徴です。
覚えるポイント
キュードスピーチは口形+キューで音素を区別し、指文字は文字・音節を綴り、手話は独自の語彙・文法をもつ言語です。