第22回・2020年

22PM022|第22回 言語聴覚士国家試験 過去問

舌下神経支配なのはどれか。

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正解2

正答

(2)

この問題のポイント

甲状舌骨筋は第1頸神経の運動線維が舌下神経に伴走して支配します。他の舌骨下筋は主に頸神経ワナ支配です。

解説

舌下神経本来の運動線維は内舌筋と、口蓋舌筋を除く外舌筋を支配します。さらに第1頸神経前枝の線維が一時的に舌下神経へ合流して走り、甲状舌骨筋とオトガイ舌骨筋へ分布します。そのため臨床解剖では甲状舌骨筋を「舌下神経を経由するC1支配」と表します。胸骨舌骨筋、肩甲舌骨筋、胸骨甲状筋はC1〜C3からなる頸神経ワナの支配です。広頸筋は表情筋の一つで、顔面神経頸枝が支配します。「舌骨」という名称だけで舌下神経と判断せず、例外二筋と頸神経ワナを区別します。

選択肢の確認

1.「広頚筋」は顔面神経頸枝支配の表情筋です。
2.「甲状舌骨筋」は舌下神経に伴走するC1線維で支配されるため正答です。
3.「胸骨舌骨筋」は頸神経ワナの支配を受ける舌骨下筋です。
4.「肩甲舌骨筋」も上腹・下腹とも頸神経ワナ支配です。
5.「胸骨甲状筋」は頸神経ワナ支配で、舌下神経経由C1の例外ではありません。

覚えるポイント

舌下神経に乗るC1は「甲状舌骨筋・オトガイ舌骨筋」。胸骨舌骨・肩甲舌骨・胸骨甲状は頸神経ワナです。

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