22PM054|第22回 言語聴覚士国家試験 過去問
ブローカ野と隣り合うのはどれか。
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正解: 1
正答
(1)
この問題のポイント
ブローカ野は優位半球の下前頭回後部に位置し、後方で運動野を含む中心前回に隣接します。選択肢では中心前回が最も直接的です。
解説
古典的なブローカ野は、優位半球の下前頭回にある弁蓋部・三角部、概ねBrodmann 44・45野に相当します。そのすぐ後方には中心前溝を挟んで中心前回があり、下部には口腔・顔面・喉頭などの運動表象があります。この近接性から、中大脳動脈上枝領域の病変では非流暢性失語に右顔面・上肢優位の運動麻痺が伴うことがあります。縁上回・角回は頭頂葉外側面のより後方、上頭頂小葉はさらに背側、上前頭回は下前頭回より内側・上方で、いずれも設問の直接隣接部位ではありません。
選択肢の確認
1.中心前回はブローカ野の後方に近接し、正答です。
2.上前頭回は前頭葉にありますが、下前頭回後部の直接の隣接としては選びません。
3.縁上回は頭頂葉下部で、外側溝後端を囲む領域です。
4.角回は縁上回より後方の下頭頂小葉にあります。
5.上頭頂小葉は中心後回の後方かつ頭頂間溝の上側にあります。
覚えるポイント
ブローカ野=優位半球下前頭回後部、ウェルニッケ野=上側頭回後部。ブローカ野の後方には中心前回の顔面運動領域があります。