23PM002|第23回 言語聴覚士国家試験 過去問
脳脊髄液について誤っているのはどれか。
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正解: 5
正答
(5)
この問題のポイント
脳脊髄液は主に脳室の脈絡叢で産生され、くも膜顆粒は静脈洞へ吸収する部位である。産生部位とする記述が逆である。
解説
髄液は無色透明で、側脳室からMonro孔、第三脳室、中脳水道、第四脳室を経て、Luschka孔・Magendie孔からくも膜下腔へ出る。脳・脊髄周囲を満たした後、上矢状静脈洞などへ突出するくも膜顆粒から静脈系へ吸収される。流路閉塞や吸収障害は水頭症の原因になる。脈絡叢とくも膜顆粒の役割を分ける。
選択肢の確認
1.「無色透明である。」:正常髄液は無色透明であり、混濁・血性なら感染や出血等を疑う。
2.「中脳水道を流れる。」:中脳水道は第三脳室と第四脳室を結ぶ狭い髄液流路である。
3.「くも膜下腔を満たす。」:髄液は脳・脊髄表面のくも膜下腔を満たし緩衝作用を担う。
4.「静脈洞へ吸収される。」:くも膜顆粒から硬膜静脈洞へ吸収され静脈血へ戻る。
5.「くも膜顆粒で産生される。」:くも膜顆粒は産生せず吸収を担い、産生は主に脈絡叢である。
覚えるポイント
髄液は脈絡叢で作る→脳室→くも膜下腔→くも膜顆粒から静脈洞へ吸収。