22PM061|第22回 言語聴覚士国家試験 過去問
頭部のMRI(T1強調画像 水平断像)を示す。海馬を含むのはどれか。【別図あり】

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正解: 3
正答
(3)
この問題のポイント
海馬は側頭葉内側部にあり、T1強調水平断では脳幹上部・側頭葉内側が見える高さで確認します。提示画像のうち、その高さを通るのは③です。
解説
提示された5枚は下位から上位へ異なる高さの水平断です。①は小脳と橋より下方、②は橋を大きく含む後頭蓋窩レベルです。③では中脳周囲と側頭葉内側が描出され、側脳室下角に沿う海馬形成を含む高さです。④は側脳室体部・基底核付近のより上位、⑤は大脳半球の高位円蓋部です。海馬は側頭葉の表面外側ではなく、海馬傍回の内側、側脳室下角底部に沿って前後方向へ伸びます。MRIの上下位置を判断するときは、橋・小脳、中脳、側脳室、頭頂部といったランドマークを順に確認します。
選択肢の確認
1.①は小脳が大きく見える低い断面で、海馬の高さより下です。
2.②は橋と小脳を主体とする後頭蓋窩レベルです。
3.③は中脳と側頭葉内側を含み、海馬が描出される断面なので正答です。
4.④は側脳室体部が見える基底核付近の上位断です。
5.⑤は脳室が見えない高位円蓋部で、海馬を含みません。
覚えるポイント
海馬=側頭葉内側・側脳室下角沿い。水平断では橋より上、側脳室体部より下の中脳レベルを探します。