22PM060第22回 言語聴覚士国家試験 過去問

失語症

失語症の実用的コミュニケーション訓練はどれか。

解答・解説を見る

正解: 1

正答

(1)

この問題のポイント

PACEは、実際の会話に近い情報交換の原則を用いて、失語症者の実用的コミュニケーション能力を高める訓練法です。

解説

PACE(Promoting Aphasics' Communicative Effectiveness)は、訓練者と患者が交互に新情報を伝え、話す・書く・描く・身振り・指差しなど、伝達に有効なあらゆるモダリティを使います。伝達者と受け手が同じ情報を最初から共有せず、成否について自然なフィードバックを返すことで、日常会話に近い伝達活動を練習します。刺激法は適切な言語刺激を反復提示して反応を引き出す方法、遮断除去法はある課題で生じた阻害を別経路の課題で解除する考え方、機能再編成法は保たれた機能で障害機能を再構成する方法、認知心理学的アプローチは障害された処理過程をモデルに基づき特定して介入します。

選択肢の確認

1.PACEは多様な伝達手段を認め、情報交換を成立させる実用的コミュニケーション訓練です。
2.刺激法は言語機能への体系的刺激を重視する古典的訓練法です。
3.遮断除去法は阻害された反応を別課題で解除する機能訓練の考え方です。
4.機能再編成法は残存機能を利用して障害機能の再構成を図ります。
5.認知心理学的アプローチは認知神経心理学モデル上の障害過程へ介入します。

覚えるポイント

PACEの4原則は、新情報の交換、役割交替、伝達手段の自由、自然なフィードバックです。

関連問題

22PM05922PM061
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)