22PM029|第22回 言語聴覚士国家試験 過去問
Freud,S.によるリビドー発達理論の発達段階でないのはどれか。
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正解: 5
正答
(5)
この問題のポイント
Freudの心理性的発達段階は口唇期、肛門期、男根期、潜伏期、性器期です。「抵抗期」という段階はありません。
解説
口唇期は乳児期で口唇活動、肛門期は排泄訓練、男根期は性器への関心とエディプス葛藤を中心に説明されます。学童期頃は性的衝動が相対的に潜在化し、学習や仲間関係へ向かう潜伏期、思春期以降は成熟した対象関係を形成する性器期とされます。抵抗は精神分析治療で、無意識内容が意識化されることを避けようとする働きとして用いる概念ですが、リビドー発達の年齢段階名ではありません。現代発達科学とは理論的背景が異なりますが、試験ではFreudの古典的五段階と用語を正確に対応させます。
選択肢の確認
1.「潜伏期」は男根期の後、性器期の前に置かれる発達段階です。
2.「口唇期」は最初の心理性的発達段階です。
3.「男根期」は幼児期後半に位置づけられる段階です。
4.「肛門期」は排泄統制が中心になる口唇期後の段階です。
5.「抵抗期」は発達段階ではなく治療過程の抵抗という概念なので正答です。
覚えるポイント
順序は「口唇→肛門→男根→潜伏→性器」。抵抗・転移・防衛は精神分析用語でも、発達段階名ではありません。