23PM030|第23回 言語聴覚士国家試験 過去問
DSM-5における不安障害群に含まれないのはどれか。
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正解: 5
正答
(5)
この問題のポイント
双極性障害は躁病エピソードや軽躁病エピソードを中核とする「双極性及び関連障害群」に属し、DSM-5の不安症群には含まれない。
解説
DSM-5では分離不安症と選択性緘黙が、従来の小児期発症に限定されず不安症群へ位置づけられた。パニック症は反復する予期しないパニック発作とその後の懸念・行動変化、広場恐怖症は逃げにくい、援助を得にくい複数状況への恐怖と回避を特徴とする。一方、双極性障害は双極性及び関連障害群として独立し、躁状態と抑うつ状態など気分エピソードを扱う。表面的に不安症状が併存しても、診断カテゴリーは中核症状で判定する。
選択肢の確認
1.「分離不安症」:分離不安症は愛着対象から離れることへの発達段階に不相応な強い恐怖で、不安症群に含まれる。
2.「選択性緘黙」:選択性緘黙は話す能力があるのに特定の社会的状況で一貫して話せず、不安症群に含まれる。
3.「パニック症」:パニック症は予期しないパニック発作を反復し、発作への持続的懸念を示す不安症である。
4.「広場恐怖症」:広場恐怖症は公共交通機関、広い場所、人混みなど逃避困難と感じる状況を恐れる不安症である。
5.「双極性障害」:双極性障害は躁・軽躁と抑うつなどの気分エピソードを中核とし、不安症群ではない。
覚えるポイント
DSM-5の不安症群には分離不安症・選択性緘黙も入る。双極性障害は独立した双極性及び関連障害群。