24PM030|第24回 言語聴覚士国家試験 過去問
抑うつ障害の説明として誤っているのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
抑うつ障害では抑うつ気分、興味・喜びの減退に加え、食欲・睡眠変化、易疲労性、集中困難、自責、希死念慮などを認める。疫学的には一般に男性より女性の有病率が高く、「男性の方が高い」は誤りである。
解説
診断では症状数だけでなく持続期間、苦痛、社会・職業機能への影響、躁・軽躁エピソードの有無、身体疾患や薬物の影響を評価する。食欲や性欲低下、疲れやすさ、思考力・集中力低下はいずれも典型症状である。軽症例では本人の状態と安全を確認したうえで、適度な有酸素運動や生活リズム調整が補助的に役立つ。発症は若年成人期と中年期にみられ、性差は女性優位である。
選択肢の確認
1.食欲・性欲低下と疲労:正しい。身体・意欲面の代表的症状である。
2.軽症で適度な運動:正しい。無理のない運動は気分や睡眠改善を支えるが、重症度に応じ治療を選ぶ。
3.初発年齢に二つのピーク:本問では正しい記述。若年成人期と中年期の発症が知られる。
4.男性の罹患率が高い:誤り。一般に女性の方が高い。
5.思考力・集中力減退:正しい。判断困難や作業効率低下として現れる。
覚えるポイント
抑うつ障害は気分だけでなく食欲・睡眠・疲労・認知も評価する。疫学は女性優位、ただし自殺リスクは全例で確認する。