27PM008|第27回 言語聴覚士国家試験 過去問
痙攣が見られた場合、最も優先順位の低い検査や対応はどれか。
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正解: 1
正答
(1)
この問題のポイント
痙攣時は生命維持、原因検索、再発防止が優先です。心理検査は急性期の発作評価に直結せず、選択肢中で優先順位が最も低いです。
解説
痙攣を認めたら、まず気道・呼吸・循環を確認し、安全な体位をとり、発作の開始時刻、持続時間、左右差、意識回復を観察します。低血糖、電解質異常、感染、薬物など可逆的原因を血液検査で調べ、内服薬の中断、過量、相互作用も確認します。初発、外傷、局在徴候、意識回復遅延などがあれば頭部CTで出血・腫瘤等を評価します。脳波はてんかん性放電や発作型分類に有用ですが、正常でもてんかんを完全否定はできません。心理検査は知的・情緒・認知機能の詳細評価で、全身状態が安定した後に必要性を検討するもので、急性の痙攣対応には優先しません。
選択肢の確認
1.「心理検査」は急性期の原因診断や発作停止に直接寄与せず、最も優先度が低いため○です。
2.「頭部CT検査」は出血・外傷・占拠性病変を迅速に確認できるため×です。
3.「脳波検査」はてんかん性活動と発作型の評価に有用なので×です。
4.「血液検査」は低血糖・電解質・感染等の可逆的原因検索に必要で×です。
5.「内服薬の確認」は服薬中断や痙攣閾値を下げる薬の把握に重要で×です。
覚えるポイント
痙攣はABC、安全確保、時間計測、血糖を優先します。その後に原因検索と脳波を行い、心理検査は安定後の機能評価です。