28AM010|第28回 言語聴覚士国家試験 過去問
うつ病患者への関わり方や療養指導で誤っているのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
うつ病では意欲とエネルギーが病的に低下しており、「頑張れ」と叱咤激励すると、できない自責感・無価値感を強める。休養と支持的関わり、環境調整を優先する。
解説
本人のつらさを怠けや気持ちの弱さとして扱わず、治療可能な症状と説明し、大きな決断を急がせない。睡眠と休息を確保し、仕事・家事負担を調整する。飲酒は睡眠を悪化させ、衝動性や薬物相互作用、自殺リスクを高め得るため禁酒・節酒を具体的に指導する。自殺念慮は遠回しに避けず直接確認し、安全計画、支援者・医療機関との連携を行う。「自殺しない約束」だけで安全が保証されるわけではないが、選択肢では希死念慮を共有し治療関係内で安全を確認する働きかけとして扱う。
選択肢の確認
1.十分な休息:適切。心身の負荷を下げ回復の基盤を作る。
2.叱咤激励:不適切。自責・失敗感を増し、病状を悪化させ得る。
3.環境調整:適切。職務・家事・対人刺激を症状に応じ調整する。
4.自殺しない約束:選択肢上は適切。自殺リスクを話題化し安全確保へつなぐ。
5.禁酒:適切。抑うつ、睡眠、衝動性、治療薬への悪影響を避ける。
覚えるポイント
うつ病には「休める環境+共感+安全評価」。励ますより負担を減らし、希死念慮を具体的に確認する。