26PM008|第26回 言語聴覚士国家試験 過去問
パニック障害に伴いやすい症状はどれか。 a.予期不安 b.常同症 c.醜形恐怖 d.赤面恐怖 e.広場恐怖
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正解: 2
正答
(2)
この問題のポイント
パニック障害では再発作への予期不安aと、逃げにくい場所を避ける広場恐怖eを伴いやすいため、a・eの選択肢2です。
解説
パニック発作は動悸、発汗、息苦しさ、胸部不快、めまい、死への恐怖などが急激に高まり、短時間でピークへ達します。発作が反復すると「また起きるのではないか」「倒れたら助けてもらえない」という持続的な予期不安が生じます。電車、人混み、橋、単独外出など、逃げる・援助を得るのが難しい場面を避ける広場恐怖が併存し、生活範囲を狭めます。常同症は同じ行動を反復する症状、醜形恐怖は外見上の欠陥へのとらわれ、赤面恐怖は対人場面で赤面を恐れる社交不安と関係します。心筋虚血、甲状腺疾患、低血糖、薬物など身体原因を除外し、認知行動療法や薬物療法を検討します。
選択肢の確認
1.(a・b)「a,b」は予期不安aは該当しますが、常同症bは典型ではありません。
2.(a・e)「a,e」は予期不安と広場恐怖がともに伴いやすく正答です。
3.(b・c)「b,c」は常同症と醜形恐怖で、パニック障害の代表ではありません。
4.(c・d)「c,d」は身体醜形と赤面への社交不安で病態が異なります。
5.(d・e)「d,e」は広場恐怖eは関連しますが、赤面恐怖dは中核的併存ではありません。
覚えるポイント
パニック発作後の「また起こる」が予期不安、「逃げられない場所を避ける」が広場恐怖です。身体疾患も鑑別します。