24PM008第24回 言語聴覚士国家試験 過去問

精神医学

抗精神病薬による錐体外路症状でないのはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

抗精神病薬による錐体外路症状は、ドパミンD2受容体遮断に伴う運動症状である。急性ジストニア、薬剤性パーキンソニズム、アカシジア、遅発性ジスキネジアなどを区別する。めまいは副作用として起こり得ても、錐体外路症状そのものではない。

解説

筋強剛は薬剤性パーキンソニズム、眼球上転発作や舌突出は急性ジストニアまたは不随意運動、着座不能は静座不能ともいうアカシジアとして説明できる。これらはいずれも姿勢・筋緊張・随意運動に現れる錐体外路系の障害である。めまいは起立性低血圧、鎮静、前庭系の問題などで生じる自覚症状であり、この分類には入らない。発症時期と症状型を確認し、原因薬の調整や抗コリン薬など適切な対応を検討する。

選択肢の確認

1.筋強剛:錐体外路症状。動作緩慢や振戦とともに薬剤性パーキンソニズムを構成する。
2.眼球上転発作:錐体外路症状。急性ジストニアとして眼球が上方へ偏倚する。
3.舌突出:錐体外路症状。口舌部のジストニアや遅発性ジスキネジアでみられる。
4.めまい:正答。抗精神病薬の副作用にはなり得るが、錐体外路性運動症状ではない。
5.着座不能:錐体外路症状。アカシジアではじっと座れず歩き回るなどの落ち着かなさを示す。

覚えるポイント

錐体外路症状は「パーキンソニズム・ジストニア・アカシジア・ジスキネジア」。めまい、眠気、口渇など一般副作用と分ける。

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