22PM058|第22回 言語聴覚士国家試験 過去問
WAB失語症検査について誤っているのはどれか。
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正解: 3
正答
(3)
この問題のポイント
WABには「はい・いいえ」質問などの聴覚的理解、発話、復唱、呼称、読み書きに加え、行為・構成などの項目がありますが、SLTAのような長文理解課題を中心項目とはしません。
解説
WAB(Western Aphasia Battery)日本語版は、失語症の有無・タイプ・重症度を体系的に評価します。自発話、話し言葉の理解、復唱、呼称をもとに失語指数(AQ)を算出し、重症度の指標とできます。理解課題には「はい・いいえ」で答える質問、聴覚的単語認知、継時的命令などがあります。また、読み、書字、行為、構成・視空間・計算なども含み、行為課題は失行、構成課題群は非言語的認知能力の把握に役立ちます。長い文章を聞いて内容質問に答える独立した長文聴覚理解項目はWABの基本構成ではないため、3が誤りです。検査名ごとの下位項目を混同しないようにします。
選択肢の確認
1.行為の検査があり、失行を評価できます。
2.構成・視空間課題など、非言語性能力に関わる項目があります。
3.長文の聴覚的理解を独立した基本項目とする説明は誤りで、正答です。
4.主要言語課題から得る失語指数により重症度を数量化できます。
5.話し言葉の理解に「はい・いいえ」質問があります。
覚えるポイント
WABのAQは自発話・聴理解・復唱・呼称が中心。聴理解は、はい/いいえ質問・単語認知・継時的命令で構成されます。