22PM064|第22回 言語聴覚士国家試験 過去問
ハリデー(Halliday,M.A.K)の言語機能のうち、3歳ころから発達するのはどれか。
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正解: 5
正答
(5)
この問題のポイント
Hallidayの初期言語機能の後、3歳頃から言語を経験内容の表現に用いる観念的機能が発達します。道具的・統制的・個人的・発見的機能はより早期からみられます。
解説
Hallidayは子どもの言語機能を、初期の複数の実用的機能から成人型の体系へ発達するものとして整理しました。道具的機能は欲しい物を得る「ぼくは欲しい」、統制的機能は他者を動かす「こうして」、個人的機能は自己や感情を表す「ぼくはここ」、発見的機能は環境を探る「なぜ?」に相当し、前言語的な伝達から幼児初期に形成されます。3歳前後になると、経験世界の内容や論理関係を言語で表現する観念的機能が発達し、情報を伝える言語使用が豊かになります。名称の直訳だけでなく、各機能が何のための発話かを具体例で捉えます。
選択肢の確認
1.道具的機能は要求を満たすための初期機能です。
2.統制的機能は相手の行動を調整する初期機能です。
3.個人的機能は自己・感情・好みを表す初期機能です。
4.発見的機能は問いかけにより環境を探索する初期機能です。
5.経験内容を言語化する観念的機能は3歳頃から発達するため正答です。
覚えるポイント
初期機能は「欲しい・して・一緒・ぼく・なぜ・ふり・伝える」。3歳頃から観念的・対人的・テクスト的な成人型機能へ再編されます。