22PM067|第22回 言語聴覚士国家試験 過去問
コミュニケーション態度の評価対象として適切でないのはどれか。
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正解: 3
正答
(3)
この問題のポイント
コミュニケーション態度は、他者へ働きかける視線、意図、表情、役割交代などを評価します。機能的操作は物を目的に沿って扱う認知・操作行動で、態度の評価対象ではありません。
解説
発達初期のコミュニケーション評価では、言語表出の有無だけでなく、相手への注目、共同注意、要求・拒否・報告などの伝達意図、表情・身振り、やり取りの交替性を観察します。視線は相手と対象を結ぶ共同注意の成立、顔の表情は情動や意図の伝達、役割交代は相互的なやり取りの基盤になります。伝達意図は発声や指差しが偶然でなく他者へ向けられているかを示します。一方、機能的操作はスプーンで食べる、車を走らせるなど、物の通常の用途に即して扱う力で、認知・遊び・物品操作の発達指標です。社会的相互作用の態度とは評価領域が異なります。
選択肢の確認
1.視線は相手への定位、共同注意、意思表示をみる重要な観察対象です。
2.伝達意図はコミュニケーション行動が他者に向けられているかを示します。
3.機能的操作は物品使用・遊びの認知発達であり、コミュニケーション態度ではないため正答です。
4.表情は情動・意図を伝える非言語的手段です。
5.役割交代は会話や共同活動の相互性を支える態度です。
覚えるポイント
コミュニケーション態度は「相手に向く・伝えようとする・交替する」。物を適切に使う機能的操作とは分けます。