23AM066第23回 言語聴覚士国家試験 過去問

言語発達学

疑問詞で最も習得時期が遅いのはどれか。

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正解: 1

正答

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この問題のポイント

『いつ』は出来事を時間軸に位置付ける抽象的な時間概念を必要とし、だれ・どこ・どれ・なにより習得が遅い。

解説

疑問詞の獲得は指示対象の具体性と概念発達に影響される。『なに』は目の前の物、『だれ』は人、『どこ』は場所、『どれ』は複数の見える候補からの選択として共同注意場面で学びやすい。『いつ』は昨日・今日・明日、時刻、季節、出来事の順序など、直接見えない時間関係を理解し、質問された尺度に合う答えを選ぶ必要がある。幼児は『あとで』『さっき』を使えても正確な時間関係が不安定なため、疑問詞として最も遅く習得される。

選択肢の確認

1.「いつ」:『いつ』は非現前の出来事を抽象的な時間軸へ置く必要があり、選択肢中で最も習得が遅い。
2.「だれ」:『だれ』は身近な人物を指さし・名前で答えられ、比較的具体的な疑問詞である。
3.「どこ」:『どこ』は物の所在や行先と結び付き、日常の探索・移動場面で早く学ばれる。
4.「どれ」:『どれ』は目の前の複数候補から選択する場面で意味を学びやすい。
5.「なに」:『なに』は対象名を尋ねる初期の質問として二語発話期頃から頻繁に用いられる。

覚えるポイント

疑問詞は物・人・場所・選択の具体概念から、見えない時間『いつ』へ進む。

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