24AM006第24回 言語聴覚士国家試験 過去問

内科学

急性心筋梗塞の検査と所見との組み合わせで誤っているのはどれか。

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正解: 1

正答

(1)

この問題のポイント

急性心筋梗塞では心筋細胞の障害により心筋逸脱蛋白・酵素が血中へ出るため、トロポニンTは低下ではなく上昇します。誤った組合せは選択肢1です。

解説

急性心筋梗塞では、壊死した心筋細胞から心筋トロポニンTやCK-MBが血中に放出され、一定の時間経過を伴って上昇します。したがって、症状出現直後の一回の検査が陰性でも、臨床的に疑わしければ経時的測定が重要です。心電図では虚血・壊死の時相や部位に応じてST変化、深く対称性の陰性T波である冠性T波、異常Q波などがみられます。心臓超音波検査では、障害された冠動脈領域に対応する局所壁運動低下・無収縮などを評価できます。血液、電気生理、形態・運動という各検査が捉える対象を分けると判断しやすくなります。

選択肢の確認

1.「血液検査―トロポニンT低下」は誤りです。心筋傷害でトロポニンTは血中へ放出され上昇するため、これが正答です。
2.「血液検査―CK-MB上昇」は、心筋壊死に伴う代表的な血液所見なので正しい組合せです。
3.「心電図検査―冠性T波」は、心筋虚血後にみられ得る深い陰性T波であり正しいです。
4.「心電図検査―異常Q波」は、心筋壊死を反映して出現し得るため正しい組合せです。
5.「心臓超音波検査―壁運動異常」は、梗塞領域の収縮低下を直接評価できるため正しいです。

覚えるポイント

心筋梗塞ではトロポニンTとCK-MBは上昇、心電図では虚血・壊死性変化、超音波では局所壁運動異常を確認します。検査時期による変化も意識します。

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