25AM006第25回 言語聴覚士国家試験 過去問

内科学

虚血性心疾患の予防について誤っているのはどれか

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正解: 3

正答

(3)

この問題のポイント

虚血性心疾患予防では肥満と低体重の双方を避けますが、適正BMIを19.5〜22.0kg/m²という狭い範囲に限定する根拠はありません。選択肢3が誤りです。

解説

虚血性心疾患は高血圧、脂質異常症、糖尿病、喫煙、身体活動不足、肥満などの危険因子が重なって発症リスクが高まります。歩行などの有酸素運動は血圧、脂質、インスリン感受性、体重管理を改善し、無理のない頻度と強度で継続します。野菜、果物、全粒穀物、魚、オリーブ油などを重視する地中海食も心血管リスク低下と関連します。禁煙に加え受動喫煙を避けることも必要です。高血圧治療では原則75歳未満の成人で診察室血圧130/80mmHg未満を目標にし、忍容性や併存疾患を考慮します。BMIは体重kg÷身長m²で計算し、標準域全体と腹囲、代謝所見を合わせて評価するため、19.5〜22.0だけを予防上の適正範囲とはしません。

選択肢の確認

1.「有酸素運動を推奨」は複数の心血管危険因子を改善するため正しいです。
2.「地中海食の有効性」は植物性食品や魚、不飽和脂肪酸を重視する食事として正しいです。
3.「適正BMIは19.5〜22.0kg/m²」は範囲を不当に狭く限定しており誤りで正答です。
4.「禁煙と受動喫煙防止」は動脈硬化・血栓リスクを下げるため正しいです。
5.「75歳未満の診察室血圧目標130/80mmHg未満」は原則的な目標として正しいです。

覚えるポイント

予防は運動、食事、禁煙、血圧・脂質・糖代謝・体重の包括管理です。BMI=体重kg÷身長m²で、単一の狭い数値帯だけで心血管リスクを判定しません。

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