26AM005|第26回 言語聴覚士国家試験 過去問
気管支喘息における気道の病態について誤っているのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
喘息では慢性気道炎症により粘膜浮腫、上皮障害、気道過敏性亢進、平滑筋収縮、粘液分泌が生じ、内腔は狭窄する。内腔拡張は発作時の病態と反対である。
解説
アレルゲン、感染、運動、冷気などを契機に気管支平滑筋が収縮し、炎症細胞からのメディエーターで粘膜が腫脹する。上皮剥離は刺激に対する神経終末の反応を高め、気道過敏性を増悪させる。これらが合わさって可逆性・変動性の気流制限を来し、喘鳴、呼気延長、呼吸困難が生じる。治療では気管支拡張薬により平滑筋収縮を解除するが、それは病態そのものが内腔拡張という意味ではない。
選択肢の確認
1.炎症:正しい病態。好酸球などが関与する慢性炎症が基盤にある。
2.内腔拡張:誤り。浮腫・収縮・分泌物により気道内腔は狭くなる。
3.粘膜浮腫:正しい。炎症性腫脹が気道抵抗を増やす。
4.上皮剥離:正しい。上皮障害は刺激への過敏性を高める。
5.過敏性亢進:正しい。少ない刺激でも過度に気道収縮する。
覚えるポイント
喘息の狭窄は「平滑筋収縮+粘膜浮腫+分泌物」。治療薬が拡張させるのであって病的内腔は狭い。