26AM006第26回 言語聴覚士国家試験 過去問

内科学

バセドウ病の症状はどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

バセドウ病はTSH受容体刺激抗体により甲状腺ホルモンが過剰となる自己免疫疾患である。代謝・交感神経様作用が亢進し、頻脈、手指振戦、発汗、暑がり、体重減少、排便回数増加などを示す。

解説

甲状腺ホルモン過剰では心拍数と熱産生が上がり、皮膚は温かく湿潤しやすい。細かな手指振戦は、上肢を前方へ伸ばして指を開くと観察しやすい。便秘、寒がり、皮膚乾燥、徐脈はいずれも代謝が低下する甲状腺機能低下症に典型的である。バセドウ病ではびまん性甲状腺腫、眼球突出などを伴うこともあり、血中TSH低値、遊離T4・T3高値等で評価する。

選択肢の確認

1.徐脈:誤り。甲状腺機能亢進では通常、頻脈・動悸を示す。
2.振戦:正しい。交感神経感受性亢進による細かな手指振戦がみられる。
3.便秘:誤り。腸管運動が亢進し、軟便・下痢傾向になりやすい。
4.寒がり:誤り。熱産生増加により暑がり・耐暑性低下を示す。
5.皮膚乾燥:誤り。発汗が増え、温かく湿った皮膚になりやすい。

覚えるポイント

バセドウ病は身体機能が「速く・熱く」なる。低下症の徐脈・便秘・寒がり・乾燥と反対に覚える。

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