27PM006第27回 言語聴覚士国家試験 過去問

内科学

先天性心疾患で一番多いのはどれか

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正解: 4

正答

(4)

この問題のポイント

先天性心疾患の中で最も頻度が高いのは心室中隔欠損症VSDです。左右心室間の欠損を通る左→右シャントが基本です。

解説

出生後は左室圧が右室圧より高いため、心室中隔欠損では酸素化血が左室から右室へ流れ、肺血流が増えます。小欠損は無症状で自然閉鎖することもありますが、大欠損では哺乳不良、体重増加不良、多呼吸、心不全を来します。長期間の大量肺血流は肺血管抵抗を上げ、Eisenmenger化すると右→左シャントとチアノーゼに転じます。心房中隔欠損、動脈管開存、肺動脈狭窄、Fallot四徴症も代表的ですが、全先天性心疾患に占める頻度はVSDが最も高いとされます。雑音の強さだけで欠損の大きさを判断せず、心エコーで部位・短絡量・肺高血圧を評価します。

選択肢の確認

1.「肺動脈狭窄症」は右室流出路狭窄を来すが、最頻ではなく×です。
2.「動脈管開存症」は大動脈―肺動脈短絡を作るが、VSDより頻度が低く×です。
3.「心房中隔欠損症」は心房間短絡を示す代表疾患ですが最頻ではなく×です。
4.「心室中隔欠損症」は先天性心疾患で最も多いため○です。
5.「Fallot四徴症」は代表的チアノーゼ性心疾患ですが、全体の最頻ではなく×です。

覚えるポイント

最頻はVSD、代表的チアノーゼ性はFallot四徴です。左→右短絡の大きさと肺高血圧が症状を左右します。

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