24AM065|第24回 言語聴覚士国家試験 過去問
スキャモンの臓器別発育曲線で4歳時点に最も成熟している臓器はどれか。
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正解: 2
正答
(2)
この問題のポイント
スキャモンの発育曲線では、神経型の器官が乳幼児期に急速に成熟します。視覚器は神経型の発育に近く、4歳時点では他の選択肢より成熟度が高いため選択肢2です。
解説
スキャモンの臓器別発育曲線は、成人時の大きさを100%として発育の時間的パターンを一般型、神経型、リンパ型、生殖型に分けます。脳、脊髄、頭囲、感覚器などの神経型は出生後早期に急速に発育し、学童期前半には成人値の大部分へ近づきます。視覚器の成熟もこの早い発達と対応します。心臓、呼吸器、消化器など身体諸臓器は身長・体重に近い一般型で、幼児期にはまだ成人値から遠く、思春期に再び大きく伸びます。リンパ節などのリンパ型は小児期に成人値を越えるほど発育し、思春期以降に退縮しますが、4歳の時点で神経型の成熟率を上回るものとして選ぶ設問ではありません。年齢と曲線の形を結び付けます。
選択肢の確認
1.「呼吸器」は一般型に近い発育を示し、4歳では神経型の視覚器ほど成熟していません。
2.「視覚器」は早期に発達する神経型に属するため、4歳時点で最も成熟しており正しいです。
3.「リンパ節」はリンパ型として小児期に大きく発達しますが、4歳時点の成熟度の比較では視覚器を選びます。
4.「心臓」は一般型で、乳幼児期の後も身体成長に伴って発育するため誤りです。
5.「消化器」も一般型に近く、4歳で成人水準に近い神経型ほどは成熟していません。
覚えるポイント
神経型は乳幼児期に急増、一般型は乳幼児期と思春期に伸長、リンパ型は学童期に成人値を超え、生殖型は思春期に急増します。4歳なら神経型が先行します。