25AM065|第25回 言語聴覚士国家試験 過去問
3歳児健康診査で問題とならないのはどれか
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正解: 3
正答
(3)
この問題のポイント
3歳ごろには見本を見て閉じた丸を描く視覚運動能力が発達しており、これは問題となりません。他の選択肢は身体発育、粗大運動、言語、行動面の大きな遅れ・偏りです。
解説
3歳児健康診査では身長・体重、歩行や手指運動、言語理解・表出、対人関係、遊び、生活習慣、聴覚・視覚などを総合して確認します。3歳で体重8kgは著しい低体重で、栄養、慢性疾患、摂食、成長曲線を評価する必要があります。粗大運動は独歩から走る、階段昇降へ進む時期なので、つかまり立ちに留まるのは大きな運動発達遅滞です。語彙は多数の語と文へ発達しているため、獲得語彙3語は聴覚、認知、言語発達の精査対象です。頻繁な奇声・強い興奮も感覚調整、コミュニケーション、発達特性、環境との関係を評価します。一方、閉じた丸の模写・描画は3歳前後の発達課題に合い、視覚運動協応が順調な所見です。
選択肢の確認
1.「体重8kg」は3歳として著しい低体重で、成長・栄養上の問題になります。
2.「つかまり立ち」は3歳の期待される独歩・走行より大幅に遅れ、問題になります。
3.「閉じた丸を描く」は3歳ごろにみられる適切な描画発達なので正答です。
4.「獲得語彙3語」は3歳の語彙・文発達に比べ著しく少なく、精査が必要です。
5.「奇声や興奮が多い」は対人・感覚・行動調整上の懸念として確認します。
覚えるポイント
3歳では独歩・走行、文による会話、丸の模写が目安です。単項目だけで診断せず、成長曲線、聴力、認知、対人反応、生活環境を統合します。