24AM069|第24回 言語聴覚士国家試験 過去問
学齢版言語・コミュニケーション発達スケール(LCSA)の下位検査項目でリテラシー指数を得ることができるのはどれか。 a.音読 b.文表現 c.語彙知識 d.音韻意識 e.文章の読解
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正解: 3
正答
(3)
この問題のポイント
LCSAのリテラシー指数は、文字言語の基礎と運用をみる音読a、音韻意識d、文章の読解eから構成されます。したがって「a,d,e」の選択肢3が正答です。
解説
リテラシーは、文字を音へ変換して読む技能だけでなく、語の音韻構造を意識的に操作する基礎能力と、文章から意味を構築する理解能力を含みます。音読は文字列を適切な音韻列へ変換し流暢に読む側面を評価します。音韻意識は語をモーラや音に分解・抽出・操作する能力で、読み書き習得の基盤となります。文章の読解は、語や文の意味を統合し、明示情報や文脈を理解する文字言語の運用です。一方、文表現は口頭で文を組み立てる表出言語、語彙知識は語の意味知識を中心に評価し、言語能力として重要でもリテラシー指数の三下位検査ではありません。指数を構成する課題と関連能力を区別します。
選択肢の確認
1.「a,b,c」は音読を含みますが、文表現と語彙知識が入り、音韻意識と文章読解がないため誤りです。
2.「a,b,e」は音読と文章読解は該当しますが、文表現ではなく音韻意識が必要なので誤りです。
3.「a,d,e」は音読、音韻意識、文章の読解というリテラシー指数の三項目がそろうため正しいです。
4.「b,c,d」は音韻意識のみ該当し、音読と文章読解が含まれないため誤りです。
5.「c,d,e」は音韻意識と文章読解は該当しますが、語彙知識ではなく音読が必要なので誤りです。
覚えるポイント
LCSAのリテラシー指数は「音読・音韻意識・文章の読解」です。文字の音声化、読みの基礎となる音韻操作、文章理解の三層で覚えます。