24PM097第24回 言語聴覚士国家試験 過去問

補聴器・人工内耳

補聴器適合について誤っている組み合わせはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

90 dB SPL入力で測る代表値は最大出力音圧レベル、OSPL90である。基準利得は基準試験利得調整位置など所定条件下で、通常60 dB SPL入力の利得として測定するため、「基準利得―90 dB SPL」は誤りである。

解説

補聴器測定では入力レベルと測定対象を混同しない。利得は出力音圧レベル-入力音圧レベルで求める。2 ccカプラは成人外耳道のおおよその容積を模した標準測定器だが、実耳の音響特性を完全には再現しない。密閉型疑似耳は音響インピーダンスを模し実耳音圧へ近づける。ダンパーは音道の共鳴ピークを抑え、応答を平滑化する。耳せんで外耳道を塞ぐと裸耳の耳介・外耳道共鳴利得が失われる。

選択肢の確認

1.基準利得―90 dB SPL:誤り。90 dB入力はOSPL90測定で、基準利得の入力条件ではない。
2.2 ccカプラ―外耳道容積に近い:正しい。標準化測定用の代表的容積である。
3.密閉型疑似耳―実耳音圧に近似:正しい。実耳に近い音響負荷を模擬する。
4.ダンパー―共鳴利得・最大出力抑制:正しい。ピークを減衰し周波数応答を整える。
5.裸耳利得―閉塞で失われる:正しい。外耳道共鳴等の自然な増幅が変化する。

覚えるポイント

OSPL90は「90 dB入力の最大出力」。利得測定とは分け、実耳・カプラ・疑似耳の違いも押さえる。

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