25AM069第25回 言語聴覚士国家試験 過去問

言語発達障害学

WPPSIーIIIの言語理解指標に含まれない下位検査項目はどれか

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正解: 5

正答

(5)

この問題のポイント

WPPSI-IIIの言語理解指標は知識、単語、語の推理を基本に、理解などを補助下位検査として構成します。絵の名前は言語理解指標には含まれないため選択肢5です。

解説

WPPSI-IIIは幼児の知的機能を複数の下位検査から評価します。言語理解指標では、日常的事実・一般知識を答える「知識」、語の意味を説明する「単語」、手掛かりから概念を推測する「語の推理」を通じ、獲得知識、語彙、言語的概念形成を測ります。「理解」は社会的状況や規則について理由を説明する言語課題で、補助的に言語理解を評価します。一方、「絵の名前」は絵を呼称して表出語彙をみる課題ですが、言語理解指標を算出する下位検査には含めません。年齢帯や実施版により用いる下位検査が変わることがあるため、単に言語反応を求めるかではなく、その検査がどの合成指標へ算入されるかを確認します。

選択肢の確認

1.「知識」は一般的事実を言語で答え、言語理解指標に含まれます。
2.「単語」は語義説明を通して語彙知識を評価し、指標に含まれます。
3.「理解」は社会的判断を言語化する補助下位検査として言語理解に関係します。
4.「語の推理」は複数手掛かりから概念を言い当てる言語的推理課題で含まれます。
5.「絵の名前」は呼称課題ですが言語理解指標の構成下位検査ではないため正答です。

覚えるポイント

WPPSI-III言語理解は知識・単語・語の推理を中心に理解を補助利用します。「言語課題であること」と「指標算入」を区別します。

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