26AM075第26回 言語聴覚士国家試験 過去問

音声障害

声の属性に含まれないのはどれか。

解答・解説を見る

正解: 5

正答

5

この問題のポイント

声を音響現象として捉える基本属性は、持続時間、高さ、強さ、音色である。明瞭度は発話内容がどれほど正確に聞き取れるかという音声言語全体の伝達性で、声そのものの属性ではない。

解説

高さは主に声帯振動の基本周波数、強さは音圧、持続は発声が保たれる時間、音色は倍音構造、スペクトル傾斜、声門雑音や声道共鳴などによって決まる知覚的質である。音声障害評価では持続発声時間、基本周波数、声の強さ、嗄声度や音響指標などを用いる。明瞭度にはこれらの声質に加えて、構音の正確さ、発話速度、プロソディ、聴取環境、聞き手の知識など多くの要因が影響するため、上位の発話評価指標として分ける。

選択肢の確認

1.持続:含まれる。発声の時間的長さで、呼気・声門機能にも関係する。
2.高さ:含まれる。基本周波数に強く対応する声の知覚属性である。
3.強さ:含まれる。音圧と対応し、声量として知覚される。
4.音色:含まれる。倍音・雑音・共鳴から生じる声質の違いである。
5.明瞭度:含まれない。語や文の聞き取りやすさを表す発話全体の指標である。

覚えるポイント

声の四属性は「長さ・高さ・強さ・音色」。明瞭度は声質だけでなく構音や速度も含む発話評価。

関連問題

26AM07426AM076
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)