第26回・2024年

26PM075|第26回 言語聴覚士国家試験 過去問

発声機能検査で測定できないのはどれか。 a.振幅変動指数 b.平均基本周波数 c.最長発声持続時間 d.発声時平均呼気流率 e.規格化雑音エネルギー

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正解2

正答

(2)

この問題のポイント

a振幅変動指数とe規格化雑音エネルギーは音響分析の声質指標です。一般的な発声機能検査で直接測るのはF0、発声持続時間、呼気流率などです。

解説

発声機能検査装置では、持続母音などを用いて声の高さを示す基本周波数、音圧、発声時の呼気流率を同時または関連づけて測定できます。最長発声持続時間は、最大吸気後に一定の母音を可能な限り長く発声した秒数で、呼吸と喉頭効率をみます。平均呼気流率は発声中に単位時間当たり通過する空気量で、通常mL/sなどで表します。一方、振幅変動指数APQは周期ごとの振幅揺らぎ、規格化雑音エネルギーNNEは調波成分に対する雑音成分を定量化する音響解析指標です。録音音声を解析ソフト等で処理して求める声質評価であり、ここでいう発声機能検査の直接測定項目とは区別します。

選択肢の確認

1.(a・b)「a・b」は振幅変動aは測定対象外ですが、平均基本周波数bは測れるため×です。
2.(a・e)「a・e」はAPQとNNEという音響分析指標で、どちらも直接測定できない組として○です。
3.(b・c)「b・c」は平均F0と最長発声持続時間で、いずれも測定可能なので×です。
4.(c・d)「c・d」は持続時間と平均呼気流率で、発声機能評価の基本項目なので×です。
5.(d・e)「d・e」は平均呼気流率dは測れるが、NNE eは音響解析指標なので×です。

覚えるポイント

発声機能=時間・F0・音圧・呼気流、音響声質分析=jitter・shimmer・APQ・NNEなどです。指標の算出元を区別します。

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