26AM077|第26回 言語聴覚士国家試験 過去問
発声効率の指標となる評価はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
最長発声持続時間MPTは、一回の吸気で母音発声をどれだけ持続できるかを測る。肺からの呼気を声帯振動へ変換し、声門で無駄な漏れを抑えて使えるかという発声効率の指標となる。
解説
MPTは十分な吸気後に一定の高さ・強さで母音をできるだけ長く発声させ、複数回の最長値などを記録する。肺活量、呼気流率、声門閉鎖、声帯振動、課題理解に影響されるため、短縮だけで病変を一意に決めないが、気息性嗄声や呼吸・発声協調の評価に有用である。VHIとV-RQOLは本人が感じる生活上の不利益・QOLを測る質問紙、GRBASとCAPE-Vは聴覚心理的に嗄声・粗糙性・気息性等を評価する尺度で、効率を直接数量化しない。
選択肢の確認
1.VHI:誤り。音声障害による本人のハンディキャップを自己評価する。
2.MPT:正しい。呼気と声門機能を統合した発声の持続・効率をみる。
3.GRBAS:誤り。検者が声質を段階評定する聴覚心理的尺度である。
4.CAPE-V:誤り。重症度、粗糙性、気息性等を聴覚的に評定する。
5.V-RQOL:誤り。声に関連する生活の質を本人が回答する。
覚えるポイント
効率・持続=MPT、声質の聴覚評定=GRBAS/CAPE-V、本人の困りごと=VHI/V-RQOL。