27AM047第27回 言語聴覚士国家試験 過去問

言語発達学

喃語について正しいのはどれか

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正解: 4

正答

(4)

この問題のポイント

喃語を、反射的発声やクーイングから発達して音節性を獲得する前言語的発声として捉える。伝達意図を持つ語ではないが、反復を通じて構音運動が洗練される。

解説

喃語は乳児期に出現する前言語的発声で、初期の周辺的喃語から、子音と母音が明瞭に結合する規準喃語、反復性・多様性喃語へ発達する。自分の発声を聴覚・体性感覚でフィードバックしながら顎、舌、口唇の協調を練習するため、出現後に構音動作が上達していく。始まりから他者の音声を意図的に模倣するわけではなく、直ちに明確な音節構造や語としての伝達意図を備えるわけでもない。新生児の短く高い喉頭と水平な声道は成人様構音には不利である。

選択肢の確認

1.「模倣的発声として始まる」:誤り。初期喃語は自発的な発声遊びで、模倣を前提としない。
2.「出現直後から音節構造を持つ」:誤り。明瞭なCV音節を持つ規準喃語へ段階的に移行する。
3.「言葉としての伝達意図がある」:誤り。前言語的発声であり、初語のような安定した意味対応はない。
4.「出現後は構音動作が上達する」:正しい。反復発声と感覚フィードバックで調音器官の協調が発達する。
5.「新生児の声道形態が出現を促す」:誤り。新生児の声道は哺乳に適する一方、成人様の多様な構音には制約がある。

覚えるポイント

喃語は発声遊びからCV音節へ進み、構音運動学習の土台となるが、初期から語の意味や明確な伝達意図を持つわけではない。

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