27AM079第27回 言語聴覚士国家試験 過去問

器質性構音障害

構音障害児に対する家庭学習で正しいのはどれか

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正解: 1

正答

(1)

この問題のポイント

家庭学習は訓練室で獲得・安定した構音を日常へ般化するために行い、新しい音を家庭だけで形成したり、失敗するまで反復させたりしない。

解説

家庭課題には、言語聴覚士の訓練で確実に正しく言える音・音節・語を選び、短時間で成功できる量を保護者と楽しく行う。成功反応を具体的にほめ、疲労や緊張が増す前に終えることで正しい運動パターンを強化し生活場面へ広げる。誤りを毎回責めたり、正答まで際限なく繰り返したりすると誤構音の反復と話す不安を強める。長時間一人で行わせず、保護者は方法を理解して適切なモデルとフィードバックを提供する。

選択肢の確認

1.「訓練室で確実に言える音を選択」:正しい。既に獲得した音を成功条件で反復し、語・会話へ般化させる。
2.「正しく構音できるまで繰り返す」:誤り。失敗の連続は誤った運動を強化するため、難度を下げて成功させる。
3.「誤りを毎回指摘する」:誤り。過剰な訂正は発話意欲を下げ、自然なコミュニケーションを妨げる。
4.「毎日一時間以上行う」:誤り。年齢と集中力に応じた短時間の練習を、無理なく継続する方がよい。
5.「一人で行う」:誤り。保護者などが正しいモデルと肯定的フィードバックを与えて実施する。

覚えるポイント

家庭課題は「できる課題・短時間・高い成功率・肯定的反応・生活への般化」。形成前の音は専門場面で扱う。

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