27PM011第27回 言語聴覚士国家試験 過去問

耳鼻咽喉科学

メニエール病の症状はどれか。

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正解: 5

正答

(5)

この問題のポイント

Ménière病は内リンパ水腫を背景に、反復する回転性めまい、変動する感音難聴、耳鳴、耳閉感を示します。

解説

Ménière病の発作では数十分から数時間持続する自発性の回転性めまいが反復し、悪心・嘔吐を伴います。聴覚症状は初期に低音域優位の変動性感音難聴、耳鳴、耳閉塞感として現れ、反復により聴力が固定・全周波数へ拡大することがあります。意識は通常保たれ、失神発作とは異なります。耳痛は外耳炎・中耳炎など、顔面麻痺は顔面神経病変などを考えます。難聴は伝音成分を含む混合性ではなく内耳障害による感音性が基本です。発作間欠期にも平衡機能・聴力を評価し、突発性難聴、前庭性片頭痛、聴神経腫瘍などを鑑別します。

選択肢の確認

1.「耳痛」はMénière病の主要症状でなく、外・中耳炎などを示唆し×です。
2.「失神発作」は意識消失を伴う循環器・神経疾患を考え、×です。
3.「顔面麻痺」は第VII脳神経障害で、内リンパ水腫の典型ではなく×です。
4.「混合性難聴」は伝音成分を含み、Ménière病では感音難聴なので×です。
5.「回転性めまい」は反復発作の中核症状なので○です。

覚えるポイント

反復する回転性めまい+変動性感音難聴+耳鳴・耳閉感が組合せです。発作時間と聴力変動を問診します。

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