27PM066第27回 言語聴覚士国家試験 過去問

言語発達障害学

言語聴覚士の業務として誤っているのはどれか。

解答・解説を見る

正解: 3

正答

(3)

この問題のポイント

「個別の指導計画」を作成する責任主体は学校・教員です。言語聴覚士は専門評価と助言を提供できますが、外部専門家として計画そのものを作成する業務ではありません。

解説

保育所の巡回相談では、子どもの言語・コミュニケーションを観察し、保育士へ環境設定、関わり方、保護者連携をコンサルテーションします。特別支援教育では外部専門家として学校から委嘱され、構音、言語発達、聴覚、摂食等について評価・助言します。合理的配慮についても座席、視覚支援、課題提示、補助機器などの提案が可能です。早期支援では保護者の不安・喪失感を受け止め、意思決定を支えるカウンセリング的視点が必要です。一方、個別の指導計画は教員が教育課程と児童の実態に基づき作成し、STは情報提供・目標検討へ協力する立場です。共同作業と最終的な作成責任を区別します。

選択肢の確認

1.「巡回相談で保育士へコンサルテーション」はSTの地域支援業務として○の内容です。
2.「特別支援教育で外部専門家として委嘱」は実際の連携形態として○の内容です。
3.「個別の指導計画を作成」は学校・教員の責任で、ST単独業務とするのは×で正答です。
4.「学校の合理的配慮へ助言」は専門性を生かす業務で○の内容です。
5.「早期支援で保護者へのカウンセリング的視点」は家族支援に必要で○の内容です。

覚えるポイント

STは評価・助言・連携を担い、教育計画の作成主体は学校です。専門家が協力することと法的・教育的責任主体を分けます。

関連問題

27PM06527PM067
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)