27PM069|第27回 言語聴覚士国家試験 過去問
言語発達障害児の初期評価のまとめに必要なのはどれか a.指導効果の測定 b.障害の鑑別 c.情報の整理・統合 d.指導・支援目標の設定 e.養育者への助言と支援
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正解: 4
正答
(4)
この問題のポイント
b障害の鑑別、c情報の整理・統合、d指導・支援目標の設定が、言語発達障害児の初期評価をまとめる段階に必要です。
解説
初期評価では、主訴、発達歴、医学・聴覚情報、家庭・園や学校での行動、直接検査・観察を集めます。得られた所見を領域別に並べるだけでなく、言語障害が聴覚、知的発達、ASD、運動、環境など何と関連するか鑑別し、強み・弱み・生活上の困難へ統合します。その仮説から、本人・家族の希望を踏まえ、優先順位と測定可能な指導・支援目標を設定します。指導効果の測定はベースラインを取って計画するものの、実際の効果判定は介入開始後の再評価です。養育者への助言・支援は不可欠ですが、評価結果をまとめる認知的手順というより、そのまとめを共有して実施する支援段階です。本問の「まとめ」に焦点を合わせます。
選択肢の確認
1.(a・b・c)鑑別bと統合cは必要ですが、指導効果測定aは介入後で×です。
2.(a・b・e)鑑別bは必要でも、効果測定aと助言eを含み、まとめの三項でなく×です。
3.(a・d・e)目標設定dは必要ですが、a・eを含み×です。
4.(b・c・d)鑑別、情報統合、目標設定が初期評価のまとめとしてそろい○です。
5.(c・d・e)統合cと目標dは必要ですが、助言eは結果共有後の支援で×です。
覚えるポイント
初期評価は「鑑別仮説→情報を統合した全体像→優先目標」の順です。効果測定は介入後の再評価で行います。