28AM068|第28回 言語聴覚士国家試験 過去問
<S-S法>言語発達遅滞検査の言語発達段階で正しい順序はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
S-S法では事物を用途どおり扱う機能的操作から、同じ物をまとめるふるい分け、見本に合う物を取る選択へ進み、身振り記号、音声記号へ象徴機能が高まる。1の順序が正しい。
解説
言語記号獲得前は、物を単に操作する段階から、用途・関係を理解して扱う段階へ発達する。ふるい分けは対象間の同一性・カテゴリーに基づいて分類し、選択は提示された見本・ことばに応じて該当物を選ぶ対応関係を要求する。その後、実物がなくても動作で対象・要求を表す身振り記号、共同体で共有される音声記号へ進む。評価ではこの段階と発信・受信の差、基礎的学習能力、コミュニケーション態度を見て指導課題を選ぶ。
選択肢の確認
1.機能操作→ふるい分け→選択→身振り→音声:正しい発達順である。
2.操作→選択→ふるい分け:誤り。ふるい分けが選択に先行する。
3.ふるい分け→選択→操作:誤り。対象の機能的操作が初期の基盤である。
4.選択→ふるい分け→操作:誤り。前言語的な対象操作の順序が逆である。
5.身振り→音声→選択等:誤り。記号は事物操作・対応学習の後に成立する。
覚えるポイント
S-S法は「物を使う→分ける→選ぶ→身振りで表す→音声で表す」と段階化する。