28AM073第28回 言語聴覚士国家試験 過去問

言語発達障害学

学童期の注意欠如多動症の支援について適切でないのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

ADHD児にも役割と成功経験、所属感が必要であり、係活動を一律に制限するのは不適切である。手順を短く具体化し、見通しと確認手段を用意して参加できる形へ調整する。

解説

不注意には持ち物チェックリスト、視覚的予定、課題の小分け、刺激の少ない座席、即時フィードバックが有効である。多動・衝動性には行動ルールを肯定形で具体的に示し、適切な行動を頻繁に強化する。掃除のような複数手順は写真・実演モデルで順序を示す。課題量は注意持続時間に合わせ、短い達成単位と休憩を設ける。ペアレント・トレーニングは家庭で望ましい行動を注目・強化し、一貫した対応を作る。役割を奪うのでなく、短時間・明確な係へ個別化する。

選択肢の確認

1.係活動を制限:不適切。参加機会を奪わず、遂行可能な役割と支援を用意する。
2.持ち物チェックリスト:適切。ワーキングメモリと確認行動を視覚的に補う。
3.掃除手順をモデル提示:適切。曖昧な指示を具体的な行動系列へ変える。
4.注意可能な課題量:適切。小分けにして成功と集中を保ちやすくする。
5.ペアレント・トレーニング:適切。養育者の肯定的・一貫した行動支援を強める。

覚えるポイント

ADHD支援は制限より構造化。見える手順、短い課題、即時強化で「参加して成功」を作る。

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