28AM081第28回 言語聴覚士国家試験 過去問

運動障害性構音障害

運動障害性構音障害のうち、oral diadochokinesisで加速現象を認めるのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

運動低下性構音障害では、oral diadochokinesisを反復すると運動振幅が小さくなりながら速度が上がる加速現象を示し得る。Parkinson病の加速歩行・発話と共通する基底核性現象である。

解説

/pataka/等の交互反復で、運動低下性は速く不明瞭、可動域が小さい、反復中にさらに加速・減衰することがある。失調性では速度・強さ・間隔が不規則で、交互運動のリズムが崩れる。痙性は遅く努力性で規則的なことが多い。運動過多性は不随意運動の介入により急な中断・変動、一側性上位運動ニューロン性は軽度の遅さ・不正確さを示し得るが、加速が代表特徴ではない。速度だけでなく規則性と振幅も観察する。

選択肢の確認

1.痙性:誤り。高緊張による遅く努力性の反復が中心である。
2.失調性:誤り。不規則なリズム・範囲・強さが特徴である。
3.運動低下性:正しい。反復に伴う加速と運動振幅減衰がみられ得る。
4.運動過多性:誤り。不随意運動により予測不能な変動・中断が起こる。
5.一側性UMN性:誤り。軽度の遅さ・弱さ・不正確さで、加速は中核でない。

覚えるポイント

加速+小振幅=hypokinetic、遅く努力性=spastic、不規則=ataxic。

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