28PM080第28回 言語聴覚士国家試験 過去問

運動障害性構音障害

失調性構音障害の特徴として正しいのはどれか。

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正解: 3

正答

(3)

この問題のポイント

失調性構音障害は小脳性協調障害により、音節が分断されリズム・強勢が不自然な断綴性発話を示す。

解説

小脳は発話運動の速度、範囲、タイミング、力を協調させる。障害されると構音崩れの不規則性、音・音節の持続時間変動、過度で均等な強勢、ゆっくり途切れた断綴性発話がみられる。声の振戦が併存することはあるが失調性の最も特徴的な選択肢は断綴性である。気息性嗄声は弛緩性・声門閉鎖不全、抑揚単調化はParkinson病の運動低下性、語の反復は言語・流暢性症状である。

選択肢の確認

1.「語の反復」:誤り。吃音や保続などでみられ、失調性構音障害の定義的特徴でない。
2.「声の振戦」:誤り。小脳疾患で起こり得るが、他疾患にもみられ特異性が低い。
3.「断綴性発話」:正しい。音節ごとに区切られ、速度と強勢が不自然になる代表所見である。
4.「気息性嗄声」:誤り。声帯閉鎖不全を来す弛緩性障害などで典型的である。
5.「抑揚の単調化」:誤り。運動低下性構音障害の単調な高さ・強さに対応する。

覚えるポイント

失調性は「不規則・断綴・過度で均等な強勢」。運動低下性の「小声・単調・加速」と対比する。

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