36AM47|第36回 臨床工学技士国家試験 過去問
図のような1回巻きのコイルの中心に向けて磁石を急速に動かした後、磁石を停止させた。 このとき、コイルに流れる電流について正しいのはどれか。

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正解: 3
正答
3
公式正答は 3 です。正答内容は 磁石が動いている間、電流は C → B → A の方向に流れる。 です。
この問題のポイント
コイルに誘導電流が流れるのは磁束が変化するときであり、その向きはレンツの法則に基づいて磁束の変化を打ち消す方向となる。
解説
ファラデーの電磁誘導の法則によると、磁束の変化が電磁誘導を生じる。磁石がコイルに近づくと磁束が増加し、この変化を打ち消す方向に誘導電流が流れる(レンツの法則)。このとき、コイルの磁石側の面がN極になるように電流が流れるため、図の端子表示ではC→B→Aの方向となる。磁石が停止すると磁束の変化が止まるため、電流は流れなくなる。このため選択肢4・5は誤り、選択肢1は磁石の動きに依存するため誤り、選択肢2は電流の向きが逆であるため誤りとなる。
選択肢の確認
選択肢1:磁石の動きに関わらず、電流は流れない。
正答ではありません。 選択肢1は磁石の動きに関係なく電流が流れないというが、磁石が動いている間は磁束が変化しているため電流が流れるため誤り。
選択肢2:磁石が動いている間、電流は A → B → C の方向に流れる。
正答ではありません。 選択肢2は電流がA→B→Cの方向に流れるというが、磁石が近づくことで磁束が増加し、これを打ち消す方向の電流はC→B→Aとなるため誤り。
選択肢3:磁石が動いている間、電流は C → B → A の方向に流れる。
正答です。 選択肢3は磁石が動いている間、電流がC→B→Aの方向に流れるというが、これはファラデーの法則とレンツの法則に基づく正しい説明であるため正解。
選択肢4:磁石が停止すると、電流は A → B → C の方向に流れる。
正答ではありません。 選択肢4は磁石が停止したときに電流がA→B→Cの方向に流れるというが、磁石が停止すると磁束の変化が止まるため電流は流れず誤り。
選択肢5:磁石が停止すると、電流は C → B → A の方向に流れる。
正答ではありません。 選択肢5は磁石が停止したときに電流がC→B→Aの方向に流れるというが、磁石が停止すると磁束の変化が止まるため電流は流れず誤り。
覚えるポイント
- 磁石が近づくと磁束が増加し、誘導電流はその変化を打ち消す方向(C→B→A)に流れる。
- 磁石が動いている間のみ電流が流れる。停止すると磁束変化が止まるため電流は流れなくなる。
- 右手の法則でコイルの回転方向を確認し、図中の端子A/B/Cと対応付けることで電流の向きを判断する。
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