116C019|第116回 歯科医師国家試験 過去問
歯科臨床歯科矯正学
ターミナルプレーンと第一大臼歯萌出完了後の咬合関係の組合せで正しいのは どれか。1 つ選べ。
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正解: a
正答
a
この問題のポイント
乳歯列の第二乳臼歯遠心面の位置関係から、第一大臼歯の咬合関係を予測します。
解説
垂直型ターミナルプレーンでは、上下顎第二乳臼歯の遠心面が同一平面にあります。第一大臼歯萌出時には咬頭対咬頭の関係となり、その後、霊長空隙やリーウェイスペースを利用した近心移動によってAngleⅠ級へ移行することが多いです。
遠心階段型はAngleⅡ級へ移行しやすく、近心階段型はAngleⅠ級または強い場合にはⅢ級へ移行し得ます。
選択肢の確認
a.垂直型 AngleⅠ級
正しい。垂直型は第一大臼歯萌出後にAngleⅠ級へ移行する代表的な組合せです。
b.垂直型 AngleⅢ級
誤り。垂直型が直接AngleⅢ級になるのが典型ではありません。
c.近心階段型 AngleⅡ級
誤り。近心階段型はAngleⅠ級またはⅢ級方向であり、AngleⅡ級とは結び付きません。
d.遠心階段型 AngleⅠ級
誤り。遠心階段型はAngleⅡ級へ移行しやすい関係です。
e.遠心階段型 AngleⅢ級
誤り。遠心階段型は下顎第一大臼歯が遠心位となりやすく、AngleⅢ級とは逆方向です。
覚えるポイント
- 垂直型はAngleⅠ級へ移行しやすい。
- 遠心階段型はAngleⅡ級へ移行しやすい。
- 近心階段型はAngleⅠ級またはⅢ級方向。