118A010|第118回 歯科医師国家試験 過去問
歯科臨床歯科矯正学
セファロ分析の結果を図に示す。 正しい所見はどれか。1 つ選べ。

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正解: a
正答
a
この問題のポイント
セファロ分析では、骨格の前後的位置、垂直的顎関係、前歯の傾斜を別々に判定します。正答は垂直的な骨格パターンを示すハイアングルです。
解説
ハイアングルは、下顎下縁平面が基準平面に対して急傾斜し、下顔面高が大きくなる垂直的成長パターンです。一般にFMAやSN-MP角など、下顎下縁平面に関係する角度の増大が判断材料になります。
画像に示されていない具体的な数値を補わず、提示された分析結果の分類に従って判断します。
画像の確認
実画像では、セファロ分析図の下顎下縁平面角が標準域より大きく正方向へ突出している。下顎下縁平面が急傾斜するハイアングルの所見であり、正答aに対応する。
選択肢の確認
a.ハイアングル
正しい。
提示されたセファロ分析は、下顎下縁平面の急傾斜を示す垂直的骨格パターンに該当します。
b.上顎骨の前方位
誤り。
上顎骨の前後的位置は主にSNA角などで評価します。提示された所見の中心は垂直的なハイアングルです。
c.下顎骨の後方位
誤り。
下顎骨の前後的位置はSNB角などで評価しますが、この選択肢は正答となる分析所見ではありません。
d.上顎中切歯の舌側傾斜
誤り。
上顎中切歯の傾斜は上顎平面や頭蓋基準線に対する歯軸角で評価します。提示された正しい所見とは異なります。
e.下顎中切歯の唇側傾斜
誤り。
下顎中切歯の傾斜はIMPAなどで評価しますが、提示された分析で正答となる所見ではありません。
覚えるポイント
- ハイアングルは垂直的骨格パターンです。
- 上顎・下顎の前後的位置と、前歯の歯軸傾斜は別の指標で判定します。
- セファロ問題では、各角度が何と何のなす角かを確認します。