第46回・2023年
46A109|第46回 救急救命士国家試験 過去問
肘内障の特徴はどれか。1つ選べ。
解答・解説を見る
正解4
正答
4.橈骨頭の亜脱臼である。
この問題のポイント
肘内障は橈骨頭の亜脱臼なので、答えは4です。幼児が手を引っ張られたときに起こり、腫れや変形はなく、徒手整復で治ります。
解説
幼児は橈骨頭を押さえる輪状靱帯が未発達です。手を引っ張られると橈骨頭が輪状靱帯から部分的に外れます(亜脱臼)。患児は痛がって腕を動かさず、肘を少し曲げて前腕を内側に回した位置でだらりと下げます。皮下出血や腫脹、変形はなく、X線でも異常はありません。医師の徒手整復(手で戻す処置)で速やかに治り、観血的整復(手術)は不要です。12歳以上では輪状靱帯が発達しているため、ほとんど起こりません。
選択肢の確認
1.12歳以上に多い。:5歳以下の幼児に多く、12歳以上ではほとんど起こりません。
2.皮下出血を認める。:外表の異常はなく、皮下出血は認めません。
3.観血的整復を要する。:徒手整復で治り、手術は不要です。
4.橈骨頭の亜脱臼である。:肘内障の本態を正しく述べています。正答です。
5.肘関節の変形腫脹を認める。:変形や腫脹は認めません。
覚えるポイント
「肘内障=幼児・手を引っ張られた・橈骨頭亜脱臼・腫脹なし・徒手整復」。
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