46A109|第46回 救急救命士国家試験 過去問
肘内障の特徴はどれか。1つ選べ。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4.橈骨頭の亜脱臼である。
この問題のポイント
肘内障は5歳以下の幼児で手を引っ張られたときに起こる橈骨頭の亜脱臼で、輪状靱帯から橈骨頭が抜けかけた状態です。腫脹や変形はなく、徒手整復で治ります。
解説
幼児は輪状靱帯が未発達のため、手を引っ張られると橈骨頭が輪状靱帯から部分的に外れます。患児は痛がって腕を動かさず、肘をやや曲げて前腕を回内した位置でだらりと下げます。皮下出血や腫脹、変形は認めず、X線でも異常はありません。医師による徒手整復で速やかに改善し、観血的整復は不要です。12歳以上では輪状靱帯が発達しているためほとんど起こりません。
選択肢の確認
1.12歳以上に多い:5歳以下の幼児に多いです。
2.皮下出血を認める:外表の異常はありません。
3.観血的整復を要する:徒手整復で治ります。
4.橈骨頭の亜脱臼である:正しい記述です。正答です。
5.肘関節の変形腫脹を認める:変形や腫脹は認めません。
覚えるポイント
「肘内障=幼児・手を引っ張られた・橈骨頭亜脱臼・腫脹なし・徒手整復」。