第46回・2023年

46C002|第46回 救急救命士国家試験 過去問

25歳の男性。作業中に約3mの高さから落ち、頭を強打したため、同僚が救急要請した。 救急隊到着時観察所見:呼吸数16/分。脈拍72/分、整。血圧102/60mmHg。SpO2値96%。自発開眼している。名前、生年月日は言えるが、受傷の日時と場所は答えられない。離握手の指示に応じる。 この傷病者のGCSスコアの合計点はどれか。1つ選べ。

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正解2

正答

2.14

この問題のポイント

E4+V4+M6=14点だから答えは2です。自分で目を開け、会話はできるが日時や場所を間違え、指示に従えるという組み合わせです。

解説

GCS(グラスゴー・コーマ・スケール)は開眼E・言語V・運動Mの3つを足して評価します。
E(開眼)は1〜4点、V(言語)は1〜5点、M(運動)は1〜6点で、満点は15点です。
本例は自発的に目を開けているのでE4です。
名前や生年月日は言えますが、日時や場所を答えられません。
これは「会話はできるが見当識(今がいつで、ここがどこか)に誤りがある」状態でV4です。
離握手の指示に応じているので、命令に従う最高点のM6となり、合計14点です。

選択肢の確認

1.15:見当識が保たれている場合の満点で、本例は当てはまりません。
2.14:E4+V4+M6の合計です。正答です。
3.13:V3(不適当な言葉)などの場合の点数です。
4.12:本例より重い意識障害の点数です。
5.11:本例より重い意識障害の点数です。

覚えるポイント

「GCS=E(4)+V(5)+M(6)=15点満点」「見当識の誤り=V4、指示に従う=M6」と即答できるようにします。

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