47A065|第47回 救急救命士国家試験 過去問
交感神経求心路を介して感じる胸痛はどれか。1つ選べ。
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正解: 3
正答
3.心筋梗塞
この問題のポイント
心筋の虚血による痛みは、心臓からの求心性線維が交感神経とともに脊髄に入って伝えられる内臓痛です。胸膜や胸壁の痛みは体性神経(肋間神経)を介します。
解説
心筋梗塞や狭心症の痛みは、心臓の求心性神経が交感神経幹を通って胸髄に入るため、局在がはっきりせず左肩や下顎に放散します。気胸や心膜炎、肋骨骨折の痛みは壁側胸膜や胸壁の体性神経(肋間神経・横隔神経)を介する体性痛で、部位が明確で呼吸や体動で増強します。帯状疱疹の痛みは肋間神経の炎症による神経痛です。
選択肢の確認
1.気胸:壁側胸膜の体性痛です。
2.心膜炎:壁側心膜・胸膜の体性痛で呼吸や体位で変化します。
3.心筋梗塞:交感神経求心路を介する内臓痛です。正答です。
4.帯状疱疹:肋間神経の神経痛です。
5.肋骨骨折:胸壁の体性痛です。
覚えるポイント
「心臓の痛み=交感神経求心路を通る内臓痛(局在不明・放散痛)」「胸膜・胸壁の痛み=体性痛(局在明確・呼吸で増悪)」。