47A097|第47回 救急救命士国家試験 過去問
不安定狭心症について正しいのはどれか。1つ選べ。
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正解: 3
正答
3.急性冠症候群として対応する。
この問題のポイント
不安定狭心症は冠動脈のプラーク破綻と血栓形成により起こる病態で、心筋壊死には至っていないものの心筋梗塞へ移行する危険が高く、急性心筋梗塞とともに急性冠症候群として対応します。
解説
急性冠症候群には、ST上昇型心筋梗塞、非ST上昇型心筋梗塞、不安定狭心症が含まれ、いずれも冠動脈の急性閉塞・狭窄が原因です。不安定狭心症は新たに出現した狭心症、安静時にも起こる狭心症、発作が頻繁・長時間になった狭心症などで、心筋壊死を伴わない点で心筋梗塞と区別されます。胸痛の強さでは心筋梗塞と区別できず、心電図もST低下や陰性T波、正常などさまざまです。感染症が原因になることは通常ありません。
選択肢の確認
1.心筋壊死をともなう:壊死を伴えば心筋梗塞です。
2.心筋梗塞より胸痛は軽い:痛みの強さでは区別できません。
3.急性冠症候群として対応する:正しい記述です。正答です。
4.心電図でST低下を特徴とする:ST低下のこともありますが特徴と限定できず、正常のこともあります。
5.感染症が原因となることが多い:プラーク破綻が原因です。
覚えるポイント
「急性冠症候群=ST上昇型心筋梗塞・非ST上昇型心筋梗塞・不安定狭心症」「安静時や増悪する狭心症は急性冠症候群として搬送」。