47B009|第47回 救急救命士国家試験 過去問
呼吸困難を訴えない在宅酸素療法中のCOPD(慢性閉塞性肺疾患)傷病者で目標とするSpO2値はどれか。1つ選べ。
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正解: 3
正答
3.90%
この問題のポイント
COPDで在宅酸素療法中の傷病者は高濃度酸素でCO2ナルコーシスを起こす危険があるため、SpO2の目標は90%前後(88〜92%)とし、過剰な酸素投与を避けます。
解説
COPDの傷病者は慢性的に高二酸化炭素血症があり、低酸素が呼吸の刺激になっているため、SpO2を98〜100%まで上げると換気が抑制されてCO2が蓄積し意識障害を来します。呼吸困難を訴えていない場合は、SpO2 90%前後を目標に酸素流量を調節します。80%や84%は低酸素が強すぎ、98%や100%は過剰です。ただし低酸素が明らかな場合は酸素投与を躊躇せず、必要なら補助換気を行います。
選択肢の確認
1.80%:低酸素が強く目標として低すぎます。
2.84%:目標としては低すぎます。
3.90%:COPD傷病者の適切な目標値です。正答です。
4.98%:過剰でCO2ナルコーシスの危険があります。
5.100%:過剰です。
覚えるポイント
「COPD・在宅酸素中の傷病者のSpO2目標=90%前後(88〜92%)」。